少し、嫌われてみませんか?(前編)

おはようございます。

二日市院長の岩田です。

 

雨が続いていますね。

今日は、予想以上に道路が混み合い、

遅刻すると思い、焦って運転してしまいました。

 

ただ、焦ったところで、渋滞が解消するわけでもなく・・・、

イライラして、注意力や集中力も低下して

運転中、ヒヤリとする場面もありました。

 

結局、電車を1本乗り損ねてしまい、

5分遅れて、出勤してしまいました。

 

焦ったところで、結果は変わらないし、

逆に、ミスが増えて、

ますます、状況が悪くなる・・・。

 

こういう経験って、ありませんか?

 

「周りに迷惑をかける」「自分の評価が下がる」など、

「他人への意識」が強くなると、

人は不安になり、焦って、イライラしたり、

時には頭が真っ白になって、パニックになることもあります。

 

「和を以て貴しとなす」

 

聖徳太子が制定した十七条憲法の第一条に出てくる言葉です。

何事をやるにも、みんなで仲良くやり、

いさかいを起こさないことが良いという意味で、

日本人の国民性や文化を象徴する言葉の一つだと思います。

 

2018年4月22日、仙台市で、

フィギュアスケート羽生結弦選手の

「2連覇おめでとう」パレードが開催されました。

パレードは盛大に行われ、ニュースでも流れたので

覚えていらっる方も多いと思います。

その際、パレードに参加された方々の「マナー」

が話題になり、特に海外のメディアから高く評価されました。

大勢の方が集まったのにも関わらず、

「ゴミがほとんど出なかった」とのことです。

 

これは、日本人の「強み」だと思います。

 

反面、「弱み」としては、

会議や発表の場で、周囲や目上の方のことを考え、

自分の考えや想いがあっても、「和」を乱してはいけないと

自分の発言や気持ちを控える傾向があるように感じます。

 

自分の想いを「グッ!」とこらえて、

その場をやり過ごすこと、日常的にありませんか?

 

このようなことが、積み重なると、

「こころ」が疲弊し、

「脳」や「身体」に症状が出てきてしまいます。

 

「こころ」が疲弊しない、対応のひとつに、

抑えた「気持ち」をいい形で「解放」

してあげることが挙げられます。

 

「相手を気遣う」のは勿論、必要ですが、

「自分に気遣う」のは、もっと大事です。

 

この、自分と他人のバランス感覚、

難しいですよね。

でも、このバランス感覚が身につくと、

「こころ」は、楽になります。

 

じゃあ、このバランス感覚を養うには

どうしたらいいのか?

 

正直、その人の特性や価値観によって

やり方は異なってくるでしょうし、

一概には言えません。

難しい課題です。

 

このバランス感覚を養う、一つの取り組みとして、

「ほんの少し、『嫌われる勇気』をもってみませんか?」

と、患者さんに提案させていただくことがあります。

 

 

(後編に続く)

2018年05月02日