おはようございます。
二日市院長の岩田です。
今日の朝は濃霧がすごかったですね。
電車も濃霧で遅延しているようです。
今日は「コンフォートゾーン」について
考えていきたいと思います。
「コンフォートゾーン」は、直訳すると、
「快適な領域」です。
不安やストレスの少なく、
安心して行動できる範囲が、
「コンフォートゾーン」です。
慣れている、いつもの生活が
コンフォートゾーンともいえます。
人は大抵の場合、
コンフォートゾーンの中で
生活をしています。
しかし、生きていると、
進学、受験、恋愛、仕事、結婚、引っ越し、出産など
いろいろな出来事や環境の変化があり、
いつもの慣れた生活リズム、
コンフォートゾーンが乱れてしまうと
不安を感じます。
適度なストレス(自分で対処できる不安)は
自分自身の成長や能力などのパフォーマンスを上げるといわれます。
しかし、強いストレス(自分では対処が難しい不安)は、
行動範囲がせまくなります。
具体的には、
外に出ることが、おっくうになったり
しんどくなったりなどです。
対応としては、
不安を対処できるレベルしていくことです。
具体的には、自分の感じている不安を、
①書いたり、日記をつけるなど「見える化」して
状況を整理する。
②人と相談して、状況の整理、助言、勇気づけしてもらう。
③一人で抱えずに、周囲に協力を求める。
など、上記のような取り組みを繰り返し行い、
大丈夫と言い聞かせながら、自信を高めて、
対応できる不安レベルにしていく
作業をしていくとよいと思います。
例えば、自動車学校で、
最初は車に乗ることに不安を感じていたと思います。
教官の指導を受けながら、車を動かしていくうちに
対応できる不安になって、
車を自由に動かせる状況(コンフォートゾーン)
になっていった体験をされた方も多いと思います。
しかし、先行きのみえない、不確かな不安を
強く感じる場合、人は、
パニック(混乱)状態になることもあります。
そのような状況になると、
なかなか上記のような対応自体が
難しくなる場合があるので、
そのようなときは、
専門機関を受診し、
薬の力も借りながら、
対応できる不安レベルにしていくことが
コンフォートゾーンに戻る
きっかけになるかもしれません。